「この30cmの石組み水槽も立ち上げて早いものでもうすぐ半年になる。
水槽の環境も安定していて問題なく、長期維持も可能だと思う。」

「ただ、どうも無難なレイアウトにまとめたせいか、イマイチ面白くない。
見た人からの評価もあまり芳しくない。
そろそろリニューアルをしようかと検討中なのだ。」
「次回は手間の掛かる前景草はやめて、すっきりとした化粧砂にしようかな~、維持管理も楽だし~」
石の上で今後の方針を語る”彼”。
「・・・な、なんですか、あなた!!」

この水槽の今後の方針を語っていた”彼”を見て、肉食系♀エビが興味を抱いたようだ。
「やめてください!!」

もの凄い力で彼を押し倒す♀エビ。
「ウワ~!!」

♀エビの前になすすべも無い彼。
「誰か、助けて~!!」

草食系カージナル・テトラは見て見ぬ振りをして通り過ぎてしまう。
♀エビの手から、なんとか逃れようと必死に体を動かす彼。

しかし、♀エビは中々手を離してくれない。

力を振り絞って手を振り払う彼。
しかし、場所が悪かった。
「落ちる!!」

「ウワァァァァ~・・・‥…
肉食系♀エビに襲われた彼の運命は!?
ポフッ!!

グロッソスティグマの絨毯が彼を受け止めてくれた。
「化粧砂にしようかと思ったけれど、やっぱり草がある方が安全でいいかも」
という事で、前景は化粧砂をやめて草を植える事になったのであった。
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