元号が令和に変わりもうすぐ3ヶ月。
時が経つのは早い物ですね。
6月のYouTubeライブで
石組水槽を立ち上げましたが、その様子と経過をまとめた動画を上げました。

令和最初の
石組(いわぐみ)なので、令
石(れいいわ)と名付けました。
決して駄洒落とかではなく、大真面目ですからね。
まず最初に、水槽に滑り防止でマットを敷いて
石を置きます。

全部ソイルなら先にソイルを入れてそのまま置いてもよいのですが、今回は化粧砂の敷き分けがあるためにちょっと手を加えています。
敷き分けた場所にソイルを入れて
石を並べていきます。

並べ方も色々とありますが、自分好みに置くという事が一番大切です。
石を並べ終わったら草を植えていきます。
上から見るとこんな感じです。

ちゃんと草を植える場所を確保しながらメンテナンスもしやすいように配置します。
たまに石を置く場所に気を取られ過ぎてメンテナンスをしにくいレイアウトをしてしまう人がいます。
気を付けましょう。
基本は魚の泳ぎやすさとメンテナンスのしやすさです。
ライブではこの様な感じに収まりました。

2時間という決められた時間で作成しました。
石組は石を飾るというシンプルな物ですが、全体のバランスを考えながら石を配置していくのは中々奥が深い世界です。
誰が見ても同じような具象的な物ではなく、誰が見ても違う景色をイメージする。
石組は抽象的な世界で、見た人の心の景色と被ることで、見た人だけの景色が描かれます。
これは日本の文化が育んだ性質です。
外国の方は文化的に誰が見ても1つの景色という物を好みます。
ですから
石組の抽象的な世界を中々理解できないのです。
目で見るのではなく、心で見る。
石組みの抽象的な景色の素晴らしさを少しでも沢山の人に理解してもらえたらうれしいですね。
制作~経過の動画もありますので、お時間ありましたら是非どうぞ。
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