ネイチャーアクアリウムパーティのレポートその2です。
今回は表彰式からお伝えします。

このコンテストは、
入賞は賞状。
優秀賞は賞状、メタルプレート、賞金(1万円)
銅賞は賞状、ガラスプレート、賞金(5万円)
銀賞は賞状、ガラスプレート、賞金(10万円)
金賞は賞状、ガラスプレート、賞金(30万円)
グランプリは賞状、ガラスプレート、賞金(100万円)
となっております。
表彰式の前に来月に東京ドームシティで開催される『天野尚 NATURE AQUARIUM展』の告知がありました。

天野尚紹介コーナー
写真家 天野尚 写真作品展示コーナー
ガラスの中の大自然~ネイチャーアクアリウム水槽展示コーナー
特別水槽「巨大ネイチャー水草ウォール」を含む作品11点
世界最大のネイチャーアクアリウムリスボン海洋水族館収容40m作品「水中の森」コーナー
世界水草レイアウトコンテスト写真作品展示コーナー
グッズ販売・トークショー など
(公式HPより抜粋)
公式HPは
コチラ。
今回のコンテストの作品集も買えるそうなので、興味がある人は是非どうぞ。
私自身も行けたら行きたいと思っています。
それと、新しい写真集が発売されるそうです。

私は過去に天野氏が出版した写真集を持っておりますが、こちらも興味がある人は買って損はないのではないかなと思います。
この告知のあと、特別賞の発表がありました。
『すみだ水族館特別賞』という毎年恒例の賞です。

スカイツリーの下にある『すみだ水族館』には天野尚氏が作成した巨大ネイチャーアクアリウムが展示されていて、その関係で『すみだ水族館』の支配人が作品を選びます。
今年選ばれたのは東京目黒にあるH2目黒店の半田浩規さんです。
選考理由は、『水族館という目線から長期維持が出来るレイアウト』という事でした。
確かに半田さんの作品は王道のネイチャーアクアリウムで長期維持可能な素晴らしいレイアウトでした。

半田さん、優秀賞に引き続き、特別賞おめでとうございます。
この後、コンテストの表彰式になります。
まずは入賞者から。

昨年までは入賞者で会場に来ている人は壇上に上がりましたが、今年は時間の短縮のためか省略されていました。
嬉しいような悲しいような、複雑な心境。
代わりに、国内と国外の代表者一名が壇上で賞状を受け取ります。

日本からはベテランのネイチャーアクアリストの板倉淳一さん。
昨年は銀賞を受賞し、素晴らしいネイチャーアクアリウムを作る方です。
板倉さんの所属しているASN(アクアスピリッツネギシ)はピンクリボン運動を支援していて、ネイチャーアクアリウムを通じての地球環境保護と共に人の健康まで考えている素晴らしい方たちです。
その向こうにいるのはドイツのアンドレ・フランケン氏。
この方も素晴らしい作品を作られていました。
でも、日本の人は皆、作品よりも氏の名前のインパクトが強かったのではないでしょうか。
どうでもいい情報ですが、私も過去に入賞者代表として天野氏から賞状を頂いたことがあります。
この後は優秀賞の表彰です。

ここからは会場に来ている受賞者が壇上に上がって一人一人手渡しで表彰されます。
多いので、二回に分かれていました。
優秀賞にはレジェンドアクアリストの小野さん(写真中央黄色いズボンの方、TAU所属)がおりまして、今回の受賞で通算10枚目のメタルプレートです。
凄すぎて、脱帽です。
私もいつかは小野さんのような素晴らしいアクアリストになりたいです。

その横の女性はH2目黒店の馬塲さん。
H2目黒店は半田さん馬塲さんのお二人が受賞されていて凄いですね。
お店も素晴らしいそうなので、機会があったら行ってみたいです。
一番右の緑色のドレスの女性は
ワタクシ水槽の徳差絵里さん。
この方の作品はいつも印象が強く、今回も素晴らしい作品でした。
優秀賞の後半はまた凄い方が続きまして、先ほど特別賞を受賞したH2の半田さん。
王道のネイチャーアクアリウムで常に上位に入る凄い方です。
コップのフチ子でお馴染みのタナカカツキさん(CAJ所属)。

毎年アッと言わされるレイアウトを出されていますが、今年もクリエイティブな作品を出されていました。
近い将来どうやって作ったのかご自身のブログ
京都精華大学水槽学部の水草ブログで紹介してくれるでしょうから楽しみです。
まぁ、教えてもらっても凄すぎて真似できませんけどね。

日本人最高位は築地秀和さん(ASN所属)。
この方もベテランで毎年素晴らしいレイアウトを作る方で、以前すみだ水族館特別賞を受賞したこともあります。
優秀賞ぐらいになるとどの作品も甲乙付け難く、どの作品も素晴らしかったです。
この後は銅賞です。

左はシンガポールのロジャー・ゴーさんで右側は中国のリィアン・ジインさん。

お二人ともおめでとうございます。
銀賞はインドネシアのヨー・ヨー・プラヨギさん。

普段は黒髪です。
金賞は中国のシュー・ジュンミャウさん。
おめでとうございます。

初心者の女性の方で普段は旦那さんやチームの皆さんに助けてもらっているそうです。
女性のアクアリストで金賞受賞は凄いですね。
今回は優秀賞にH2の馬塲さんがいたり、これから女性のアクアリストが沢山活躍してくると、このコンテストも更に盛り上がるのではないのかなと思います。
アクア女子の皆さん、頑張って下さい。
最後にグランプリの表彰です。

グランプリは賞状、プレート、花束、月桂樹の冠と凄い事になります。

その後、
ADAの現社長で故天野尚氏の奥様である天野しのぶさんから賞金の授与があります。

毎年、この光景を見るたびに来年こそはと思うのですが、先は遠い・・・。
でも、来年こそは・・・。
最後に栄光を称えて、マレーシア国家の演奏があります。

ここ2年は深田さんがグランプリを取っていたので『君が代』でしたが、他の国の国歌を聞くのは凄く久しぶりな感じ。
また国旗に日本が無いのはやはり悔しいので、来年はまた日本の国旗を上げたいと思いました。
マレーシアのジョシュ・シムさん、おめでとうございます。
これでNAパーティの一部は終了になります。
一部終了後は会場で表彰式の余韻を引きずりながら上位入賞者の写真撮影会が開かれます。

世界規模で開催されているイベントらしい光景ですね。
この後、場所を変えて二部の立食パーティになります。
会場から出ると、この日会場に訪れた方の作品の写真パネルが飾られていて、なんと自分のパネルはお持ち帰り出来ます。

受付で入賞の賞状を貰い、引換券で写真集を貰って二部の会場へ向かいます。
その3へ続く。
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