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水草展に行ってきました。 その4

水草展に行ってきました。その4になります。

あと4日なので、関係者の皆さんはラストスパートでしょうか。

お忙しいと思いますが、最後まで頑張って下さい。


今回はこの日だけのイベントの『展示案内』です。

前回の研修展示館から集合場所の教育棟に戻ります。

展示案内は写真のお二人がして下さいました。

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左はH2の早坂誠さん、お店の経営から本の執筆、メディアにも出たりニュース番組での水槽設置や専門学校の講師など様々な場所で活躍されているスゴイ方です。

右は水草研究者の田中法生先生、水草の研究に多大な功績を残されているスゴイ先生で、皇居の中で死にそうになるとか普通の人では考えられないことを経験されているスゴイ方です。

このお二人が展示している物の説明をしてくれるというイベントがこの日だけ開催されました。

折角来た日にだけ開催されるということで、これは聞いておかない手はないと思い、参加させていただきました。


まずは早坂さんがこの教育棟で展示されている水草水槽を使って『みんなで植える水草水槽』で水草水槽についての話。

水草水槽では二酸化炭素を添加して光合成をさせますよ的なお話をしていました。

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私の他、水草水槽をやっている方が何人かいましたが、やっている人には当たり前のことで別に驚くことではありません。

ですが、まだ水草水槽をやったことが無い方にはとても新鮮なお話だと思いました。

最近水草水槽が流行ってきましたが、この”水槽に二酸化炭素を添加する”ということは世の中の人々にまだまだ認知されていない事だと思っています。

私も少しでも認知してもらえる様に、今開催されているFC2ブログの夏のキャンペーンのプレゼントにCO2のフルセットを選んでいます。

こういうイベントを通じて少しでも多くの方に認知してもらってこの世界の素晴らしさを感じて欲しいです。

次に移動して、最近のレイアウト事情などをお話していました。

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水槽で陸上部に使っている草は水草の水上葉ですよ的なお話で、これも知らない人が聞くとビックリすると思います。

最近は水草の水上葉をクローズアップするレイアウト手法が増えてきていて、やっている方なら目にすることが多いです。

あと、この写真の水槽ではアカハライモリとシリケンイモリが入っていて、エサやりの時はとても可愛いですって言っていました。

私もそう思います。

エサをあげて食べてもらう姿を見るのは水槽をやっている人には一番楽しい時なのではないかと思います。

ですが、エサをあげるということは水を汚す行為でもあるわけです。

適量であれば水の汚れは最小限に抑えられますが、与えすぎてしまうと水質悪化から水槽崩壊となることもありますので、エサの与えすぎには気を付けましょう。

可愛がっているつもりが、逆に苦しめていることにならないようにすることが大切です。


続いてはアクアフォレストの轟元気さんの作成した水槽でトリミングの実演をしてくれました。

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私がここについてこの水槽を見た時、トリミングがされていなくて「これでいいの!?」と心配していましたが、このために伸ばしっぱなしだったのかなと思うと納得です。

ちなみにトリミング前のレイアウトはこのような状態でした。

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部分的に有茎草が伸びすぎてレイアウトが崩壊してしまっています。

この伸びすぎた有茎草をためらいなくトリミングします。

早坂さんは使う道具も説明していて、切れ味が良くて使いやすいということで理容師、美容師、トリマーが使うハサミを使っていました。

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道具ってハサミにしろ、ピンセットにしろ、自分で使いやすい物を見つける楽しみがあります。

使いやすい道具を見つけることでメンテナンスは楽しくなりますし、技術も上がっていくものです。

道具が増えてきたら置き場所に困ると思いますが、私も使っていますけれど、ツールバックを持つことで逆に便利に使えます。

写真は早坂さんのツールバック。

ハサミやピンセットなど沢山収納されています。

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ピンセットなんて一つあればいいって最初の頃は思うものですが、長くやっていると場所に合わせた長さがあることでストレスフリーで作業できて、良い仕事ができるようになります。

ハサミも真っ直ぐな物、曲がっている物、短い物、長い物があることで水槽の中で気持ちよく作業が出来ます。

急に道具を揃えるのは大変な事ですから少しづつ揃えていくことで、水槽を維持する楽しみの他に、道具を揃えていく楽しみもできます。

ここで早坂さんの担当は終了。

知識的な物は長く経験していれば身に付くことですが、話し方や見せ方など色々と勉強になりました。

この後、田中法生先生の担当になり先ほどの研修展示館に移動しました。

前回も紹介しましたが、入ってすぐの湧水での在来種と外来種の水槽でこの水槽について説明されました。

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私にとって始めて聞くような話なので、学生に戻ったような気分です。

こういう勉強も楽しいですね。

続いてその横にあるミニ田んぼで水田で観察できる水草の解説。

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水の中にある草はもちろんの事、稲も水草なんですよ。知ってましたか?

黒いシートをバックに稲の花粉の飛ぶ様子を観察させてくれたり、理科の授業で面白いです。

そのあと、中央部にあるクロモの水槽で小さい花を解説してくれた後、干潟プールへ。

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ここでコアマモのおしべを開いて花粉を見させてあげようとして楊枝のような葉を開こうと悪戦苦闘。

手元が見づらいらしく大変苦労されていました。

遠近両用の眼鏡をおススメします。

そのあと、コウホネの水中葉と水上葉の違いを子供に触らせて違いを確かめさせていました。

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なぜ水中の葉は薄く、水上の葉は厚いのかなど、普段はあまり気にしないことをしっかりと説明されるとちょっと賢くなった気がして、すごく人に伝えたくなります。

これを『知識の受け売り』と言います。

調子に乗ると嫌われるので気を付けましょう。

この後、ササバモの水上葉と水中葉の講義で『クチクラ』なんて物質の存在を知りました。

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クチクラって何?というあなた。

このクチクラのおかげでササバモの水上葉は水上でもダメにならないのですよ。

スゴイでしょ。

これが『知識の受け売り』です。

この後、二階の絶滅危惧種と外来種のコーナーへ。

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ここで絶滅危惧種に関して色々と説明されていました。

手前に見える水槽には様々な絶滅危惧種が並んでいます。

説明があるから分かりますが、これをフィールドで見てもわからないでしょうね。

研究者の方は顕微鏡で見るようなわずかな違いから品種を特定したりするそうで、講義を聴きながらその道の凄さに唸らされました。

写真の水槽に入っているのはウォーターレタス(ボタンウキクサ)という浮草。

私も随分昔の事ですが、買ってきて水槽に浮かべていたことがあります。

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この浮草、増えすぎることで生態系を破壊し、現在では環境省の特定外来生物として、販売はもちろんの事、育てることも禁止されています。

ここでは水槽に環境省の許可証を付けて管理されていました。

田中先生の話では触らせてもいけないということで、凄く厳重に管理されているのだなと驚きました。


両名30分ほど、1時間ほどのイベントでしたが、思い返すと凄く長く濃い時間を過ごしたように感じました。

普段は気にしないようなことも、丁寧に説明されると今までとは見方が変わりますね。

今回聞いた話をみんなが知っていれば、もっともっと自然を大切にするきっかけになるのではないのかなと思います。

私たちアクアリストは何気なく外国産の水草を使っていますが、こういう外来種が在来種の生息環境を奪わないようにきちんと管理しなければいけません。

折角の楽しい世界を自分たちの手でダメにしてはいけませんからね。

一人一人の心掛けが世界を美しく変えていくのです。

今回の早坂さんと田中先生の話はすごく勉強になり、私自身の意識も高めてもらえたように感じました。

お二方貴重なお時間ありがとうございました。

たまたま行った日にあったイベントですが、とてもラッキーでした。


最後に子供たちが教育棟の横で金魚掬いをしたいと言いだしたのでやらせてあげました。

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見た感じ難易度の高そうな状況でしたが、過去最高で7匹掬った人がいたそうです。

うちの子たちは予想通り0だったので、1匹ずつもらっていました。

金魚が要らない人はビー玉と交換してもらえます。

あと水草輪投げなんていう浮草めがけて輪を投げる物もあります。

小さなお子様は喜びそう。

この日は雨が降っていて園内全てを回ることはできなかったので、これは次回来られたら達成したいと思います。


一応、水草展の関係はこれでおしまいですが、ブログとしてはもうちょっと続きます。

あと少しだけお付き合いください。
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FC2公式ブロガーです。

2017年7月からFC2公式ブログとして活動させていただいております。

インターネットを使ってのアクアリウムの活動は2005年からしております。

最近は水槽のレイアウト制作・メンテナンスのお仕事もさせていただいております。

2018年10月からユーチューバとしても活動しています。チャンネル名『FOX WORKS』

私のブログを見て、一人でもアクアリウムに興味を持ってくれる方がいれば幸いです。

©2007 FOX SENCE

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