知らない方のために説明しますと、
ボトルアクアリウムとは水槽のような器やろ過機などを使わずになるべく自然の力で環境を作り上げるものです。
たまにボトルなのに濾過槽とかつけている人がいますが、あれはただ単に水槽の代わりにボトルを使っているだけで
ボトルアクアリウムではありません。
ボトルアクアリウムとは自然の環境を理解し、窒素の循環や光合成の働きなどを最大限に利用し、ボトルの中に一つの地球を作るものだと私は思っております。
作り方は簡単です。
ボトルにソイルや砂利を入れ、水草を入れて環境が安定してから
エビや貝を入れます。

ただ、環境が安定したかどうかは中々分かりません。
なので、私は貝(レッドラムズホーン)を入れて様子をみます。
レッドラムズホーンが数日間問題なく動いているようでしたら、
エビ(ミナミヌマ
エビ)を入れます。
大きめなボトルなら、赤ヒレの子供1、2匹はいけるかもしれません。
水草は二酸化炭素の要求量の少ないマツモやアナカリスなどが良いと思います。
ただ、アナカリスは根を伸ばして面倒なので、根のないマツモのような物の方が管理は楽です。

エサなどは頻繁に与えると水質悪化から崩壊となりますので、たまにで良いと思います。
実際、
ボトルアクアリウムを経験すると、エサやりは水を汚す行為だという事が良くわかります。
さらに水草の浄化能力で水が腐らないという事もわかるので、水草の凄さも理解することができます。
循環さえしっかりしていれば水換えなんて殆どしなくてよいのです。
ただ、たまには部屋の空気を入れ替えるぐらいの気持ちで半分ほど交換してあげれば良いと思います。
これからの時期、置く場所も窓際のカーテン越しであまり気温の上がらない場所がオススメです。
なぜかというと、ボトルは水量が少ないので、すぐにお湯になってしまうからで、お湯になれば当然ですが生き物は全滅してしまいます。

光合成を促進したい時はやや明るめの窓辺などで対応しましょう。
そんな場所ないよって方はライトを使うのも一つの手です。
ボトルアクアリウムに似合うおしゃれなライトを探しましょう。
ただし、明るくないとただのムードライトになってしまうので注意しましょう。
という事で、気が向いた方は是非チャレンジしてみてくださいね。
分からない事とかあったら気軽にご質問してください。
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