主のいなくなった30cm水槽。

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昨日の朝の出来事、エサを与えに水槽の前に行った所、ベタの金ちゃんがお尻をこちらに向けて水槽の底でじっとしていました。

エサの入れ物で水槽をコンコンコンと叩くとエサを食べに寄ってくるのですが、今日はピクリともせず。

最近、調子が悪そうな兆候を見せてはいたけれど、エサだけは毎日食べに来ていたからまだ大丈夫だと思っていた。

最悪の事態を想定してピンセットを取りに行く。

私のもしも・・・は、やはり・・・に変わったのでした・・・。



ベタの金ちゃんがうちに来たのは2011年の7月のこと。

暑い初夏のことでした。

近所のホームセンターで小さな容器の中で売られていた君は、過去の哀しい記憶からもうベタは飼わないでおこうと思っていた私の心を変えさせて、もう一度ベタを飼ってみたいと思わせてくれました。

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我が家の水槽に入り、水槽の中を縦横無尽にヒレをヒラヒラさせながら泳ぐ君を見て、あぁやっぱりベタはかわいいなぁって思い出させてくれました。

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名前の由来ですが、見た人がかなりの高確率で「珍しい金魚だね」と言ってきたからです。

ベタは比較的メジャーなのかなと思っていましたが、まだまだ一般に認知度は低いです。

ベタの事を色々と説明すると、皆さん「へぇ~」と驚いていました。

ベタというと、日本名で『闘魚』という名前があるように戦う魚で凶暴なイメージがありますが、水槽で飼育をしてみると、わりとネコのような可愛さのある魚だったりします。

フレアリングをしてエラとヒレをめいっぱい広げる金ちゃん。

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エサの袋に写っている写真のベタを見ては、よくエラとヒレを広げて戦っていました。

うちの子はトラディッショナル・ベタという一般種で、ショーベタと言われるすごい品種ではありませんでしたが、ヒレを広げる姿はカッコよかったです。

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ヒレを広げないと閉じたヒレが癒着して広がらなくなってしまうので、定期的にフレアリングをさせてあげるのはとても大事な事だったりします。

メンテで水位が下がって、岩の隙間に非難する金ちゃん。

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横からなので全身見えていますが、正面から見ると岩の隙間から顔だけ見えて可愛かったり。


真正面から撮った表情。

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なんだか新種の生き物のような顔ですね。


泡巣を大量に作って、やる気を猛アピールしてくる金ちゃん。

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最初に飼っていたベタで繁殖させてどえりゃー大変だったので、今回は繁殖はナシでした。

ちなみにベタはメスを選り好みするので、さらに面倒臭かったりします。

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ドヤ顔アピールしても無駄です。

丁度この時期、エンゼルのペアが卵を産んでしまったと言うのも無理な要素の一つでした。

変わりといってはなんですが、レイアウトを広くして泳げる範囲を広くしました。

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2011年の9月の事ですが、現在のレイアウトのベースです。

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このレイアウトは岩の隙間や流木の陰に隠れる事ができて、彼にとってはとても居心地が良さそうな感じでした。

定期的に掃除をして岩を動かして私自身も楽しませてもらいました。

洞穴を作るとたまには入ってくれたりして、可愛かった。

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近づくと出てきてしまうので、遠目からそっと見てました。


そんな居心地の良い水槽にこんな大きなお客様が来た事も。

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最初は立ち向かうも追い返されていましたが、諦めずに立ち向かい、最終的には自分の方がちょっと有利になっていました。

逞しくなったなぁって思いました。

こんなわけの分からない物が来た事もあったね。

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君は恐る恐る遠目から見ていた君。

戦いとか始めちゃって、変な物だったね。

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君にとって一番の出会いはこのエンドラーズグッピーのメスのチビちゃんとの出会いだったのではないかな。

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エビでもプレコでもみんな君が追いかけるとしばらく姿を見せなくなってしまうけれど、このチビちゃんは何度追いかけられてもマイペースでいつも水槽内を動き回っていた。

たまにはボーっとしている金ちゃんにちょっかいを出しにいってみたり、ヒレをかじりにいったり、そうすると金ちゃんがムキになって追い掛け回していたね。

そのやり取りはまるでトムとジェリーのように面白かったよ。

普段は追いかけっこばかりしていたけれど、エサの時間になると2匹で並んで食べてたり、仲は良かったよね。

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そんな相棒みたいなチビちゃんはちょっと前に死んでしまった。


遊び相手がいなくなった君はボーっとする時間が増えてなんだか寂しそうだった。

よく、こんな風に洞穴から顔を出してボーっとしていた。

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そんな姿を見かねてエンドラーズを沢山入れてあげたけれど、なんとなく違った。

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何もいないよりは良かったのかもしれないけど、チビちゃんの代わりにはならなかったね。

最近、急に体調不良気味になって心配だった。

君はチビちゃんの後を追うように死んでしまったのかな。

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天国に行って、またチビちゃんと追いかけっこをするのかな。


今も水槽を覗き込むと、流木の陰から顔を出してくるんじゃないかな~なんて思ってしまう。

岩の隙間からちょこんと顔を出して様子を見にくるのかな~なんて思ってしまう。

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でも、もう金ちゃんはいない。

ぽっかり穴が空いたような虚しさ。


たかが魚が死んだくらいで・・・と言えばそれまでだけれども、毎日顔を合わせて声を掛けていると、なんだか気持ちが通じているように感じてしまうの。

犬猫とは違うかもしれないけれど、魚も立派な家族なの。


でも、死んでしまってとても悲しいのだけれど、僕は金ちゃんにとても感謝している。



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君がいた2年間はとても楽しかったから。




この記事を書くために2年間の写真を見直しながら、楽しい思い出に浸らせてもらったよ。

君と出会わなかったらもう二度とベタは飼わなかったかもしれない。



ありがとう、金ちゃん。



さようなら、金ちゃん。





君のおかげでまた新しいステキな出会いがあると信じてる。

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2013.07.14 (Sun) [ aquarium ] TOP▲