昨日から10月に入りました。

今月は初日からADA主催のネイチャーアクアリウムパーティ(以下NAパーティ)があり、一か月分のエネルギーを一日で使い果たしたのではないかというぐらい凄い初日でした。

普段会えない人たちに会えたのでとても楽しかったです。

NAパーティについては大したレポートは出来ませんが、追ってまとめますので少々お待ちください。


今月の写真は今年のコンテストに応募した90cm水槽からの写真です。

覆いかぶさるような枝流木の下を泳ぐカージナルテトラたちです。

カージナルテトラは良く群れて泳いでくれるのでとても綺麗でいいですね。

体表が青と赤のラインなので、石組の水槽でも綺麗だし、流木のレイアウトでも綺麗に見えます。

2016-10

今年もコンテストの作品集を見ると色々な種類の魚が泳いでいて、そこだけに注目しても面白いです。

特に今年のグランプリ作品の魚には意表を突かれて驚かされました。

どんな魚かは、作品集を見て確かめてみて下さい。


ダウンロードは画像をクリックして、マウスの右クリックから”名前を付けて画像を保存”を選んでください。
2016.10.02 (Sun) [ calendar ] TOP▲
10月1日、新潟県のホテル日航新潟 4Fの 朱鷺の間でネイチャーアクアリウム パーティ 2016(以下NAパーティ)が開催されました。

私は今年の世界水草レイアウトコンテスト(以下IAPLC)で2336作品中22位(優秀賞)という素晴らしい成績を頂けたので、参加させていただきました。

NAパーティは東京開催と合わせて参加させていただくのは今回で5回目。

新潟は初めてだったりします。

前社長の天野尚氏が昨年お亡くなりになってから初めてのNAパーティで、前社長がいないのは寂しいですが、国内にいるアクアリストや外国からくるアクアリストに会えるので、ワクワクして前の日は中々寝付けませんでした。

100201

朝6時59分の新潟行の新幹線に乗って行きました。

NAパーティの受付は12時30分からなので、そんなに早く行く必要はないのではと思われたと思いますが、ちょっと寄り道をさせていただくために朝一の新幹線に乗り込みました。

群馬を出る時は天気がどんよりしていたので心配でしたが、新潟の空は青空が見えてホッとしました。

100202

このまま燕三条で下車。

午前中の話はこの後の記事で書かせていただきます。

で、12時30分にホテル日航新潟の入口に到着です。

今回のキーワードの『YOUR GREEN OUR WORLD』の看板がよく目につきます。

100203

ここから入って4階までエスカレータで行きます。

途中で間違ってエレベーターに乗ってしまい、1階に戻ったのはナイショ。

受付で参加者プレゼント(トートバック、メモ帳、バッジ、水)と名札をもらって会場に入場。

a004

早くきたつもりでも会場内にはすでに沢山の人、人、人。

上位入賞者は指定席なので、前列にあのコップのフチ子改めOL人形(只今改名中)で有名なタナカカツキ先生がいらっしゃいました。

その左にいるのはアクアスピリッツ根岸の大御所の板倉さんです。

超ベテランと超新星のすごい組み合わせですね。

カツキさんの右にいるのは京都精華大学水槽学部のMAX部長さんです。

この後、グランプリチャンピオンの深田さんと過去に天野尚賞をもらったことがある凄腕レイアウターの渡邊さんなどスゴイ方たちと雑談をさせてもらいました。

短い時間でしたがすごく濃かったです。

そろそろ始まるということで、席の方へ向かうと、横にいるのはH2の半田さんと馬場さんじゃありませんか。

半田さんは私の心の師匠なのでお会いできて感激です。

今年の優秀賞の日本人は私と半田さんだけです。

半田さん、おめでとうございます。

馬場さんはテレビで見たことがあり可愛らしい方でしたが、実物はさらに可愛かったです。

女性アクアリストが活躍してくれるとこの世界もさらに活性化してくるでしょうから、馬場さん他会場でお会いした女性アクアリストには是非とも頑張って業界を盛り上げていただきたいなぁと思いました。

さらに右横には兵庫県の水草工房finの福島さんがいらっしゃいました。

福島さんのところは夏に大改装し、お店がすごくなったので、お近くの方は是非行かれてみては如何でしょうか。

私も近ければすぐにでも行きたいです。

後ろにはブラジルの友達がいて軽く挨拶。

会場が暗くなり、前のスクリーンに映像が映し出されてNAパーティ開始です。

100205

毎度の事なのですが、この動画がいつも綺麗で素晴らしいと思います。

100206

ポルトガルのリスボンの水槽も映されていましたが、あそこはすでにもう自然そのものと言っていいクオリティですね。

メンテナンスは大変な作業ですが、スタッフの方には是非とも頑張ってネイチャーアクアリウムの素晴らしさを世界に発信して欲しいです。

そんな素晴らしい動画が終わると、新しく社長に就任した前社長の奥様がご挨拶を。

100208

社長業は色々と大変な事が多いと思いますが、頑張って会社を存続させてほしいと思います。

この後ちょっとご挨拶があってからすぐに入賞者から作品発表へ。

ちなみに入賞者は会場に来ている方だけの発表となっております。

127位から前のスクリーンにどんどん映し出されていきます。

見ながらいつも以上にレベルが高いのでびっくりしました。

ちなみに見入っていて写真は撮っていませんでした。ゴメンナサイ。

で、表彰式へ。

まずは入賞者から、国内と国外の入賞者代表が前に出て受け取ります。

左はブラジルのフェルナンドさんで右はMAX部長さんです。

100209

ブラジルは日本の裏側で、そこから参加されるのだからすごいですね。

お二方、おめでとうございます。

この後優秀賞は2回に分けて授与です。

自分は最初に受け取る方でした。

写真がないので、もし撮影された方がいらしたらメールで送ってやってください。

二回目は全員外国の方でシンガポールの方が一人であとは全員中国人でした。

100210

今回の中国勢の作品はどれも綿密に作りこまれたスゴイ作品でした。

自分も結構作りこんだ方だと思ったのですが、彼らの作品はさらに作りこんであって凄かったです。

中国の市場は今水草がブームだそうで、今後ますます発展してくるでしょうから日本も負けずに頑張らないとですね。

優秀賞に入られた皆さん、おめでとうございます。

ここから銅賞の表彰式ですが、銅賞の受賞者は二人とも外国の方で会場に来ていなかったので撮影済みの動画で受賞の喜びを報告。

銀賞から花道を歩いて入場してきました。

本当にこのベテランと新星が並んでいる姿はスゴイ光景だなあと思いました。

100211

変わらないスタイルと前衛的なスタイル。

一つのスタイルだけでなく、色々なスタイルが上位にあるということは、どのようなスタイルでも賞を目指せるということだし、とても良いことだと思います。

他のレイアウトを批判したくなる気持ちも分からなくはありませんが、それよりも自分のスタイルを突き詰めることの方が大事なのではないのかなと思いました。

今回の板倉さんの受賞は無欲の受賞でしょうね。

カツキさんのスタイルは誰もマネの出来ないスタイルで、よく考えたな~と圧巻のレイアウトでした。

アイディアもあり、レイアウトの技術も素晴らしい。

カツキさんの来年の作品が今から楽しみです。

二人ともおめでとうございます。

2位は中国の王超さん。

100212

まぁよくこれほどの物をつくったなと言う夢で見た素晴らしい世界を再現したレイアウトでした。

2位の副賞30万、良いですねぇ。

来年はさらにスゴイ物が出てきそうです。

おめでとうございます。

で、最後に2連覇でディフェンディングチャンピオンの深田さんの登場です。

100213

昨年もグランプリでしたが、昨年は表彰式がなかったので、実質初めてのお立ち台です。

100214

賞状、盾、花束、冠、完全装備です。

ちなみに、今回(前回?)から銅賞より上の盾はガラスのプレートに変わった模様です。

賞によってグラデーションの色が違うみたいです。

優勝賞金100万円!!

100215

来年こそは!!…と言い続けて11年・・・。

まぁ私も優秀賞の賞金10,000円をもらったので、今度祝勝会がてら家族に焼き肉でもご馳走して今後の理解を更に深めようと思っています。

このパーティで君が代が流れたのはいつ以来でしょうか。

100216

日本人として、国家を耳にすることは自分の国の誇りを感じさせてくれます。

また来年も君が代を流せるように頑張ります。

何よりも深田さん、おめでとうございました。

また来年も素晴らしい作品楽しみにしています。

最後に上位入賞者だけで撮影会。

100217

みなさん、おめでとうございます。

ちなみに私も2011年の時はあそこに入らせていただきました。

・・・以上、過去の栄光でございました。

ここで1部が終了。

2部の立食パーティの準備があるので、参加者は一時退場。

会場の外には、今回の参加者の写真プレートが飾られていました。

手前から二つ目の右上が私です。

100218

って、この写真じゃ見えませんね。

アップでご紹介。

こんな作品です。

100219

巨木2本を両脇に配置して奥行き感を意識したレイアウトです。

赤い有茎草をインパクトに使っています。

また応募作品は後で載せますので、そちらで見て下さい。

ちなみにこの写真パネルお土産にもらえたので、嬉しかったです。

この空き時間でしたが、グランプリチャンピオンはサイン攻めにあっていて大変そうでした。

行列のできるサイン会場みたいな。

100220

その姿を横目に見ながら、私は他の方と一緒にこのチャンピオンの花束の『ウネウネは何なのか』談議に花を咲かせていました。

100227

ウネウネ言っているだけで結論は出ないのですけどね。

二部は立食パーティということで、自分で取り分けて食べるビュッフェスタイルです。

一昔前はバイキングという言い方をしていたように感じますが、最近はオシャレにビュッフェということが多いそうです。

確かにホテルの食事でバイキングというよりはビュッフェという方がおさまりがよいですしね。

ADA専務取締役の大岩さんがご挨拶。

100221

大岩さんも海外を飛び回ったり大変だと思いますが、お体ご自愛ください。

この後乾杯をしてから食事でしたが、普段会えない人たちと沢山お話をさせていただいたり、写真を撮らせてもらったり。

結局、あまり食べられませんでした。

でも、少し食べましたが、さすがホテルだなと思う美味しさ。

100222

料理って大事だなって思いましたよ。

なお、盛り付けのセンスは持ち合わせていないので、あまり気にしない方向でお願いします。

最後は恒例の上を向いて歩こうを合唱して終了。

100223

クラッカーの破裂音が会場中に響き渡って、あっという間の4時間が終了。

出口ではADAのスタッフが全員でお見送り。

この後、2日目に参加する人はホテルに宿泊。

私のように日帰りの人はお開きです。

終わってみて、お会いできなかった人が国内外を問わず結構いました。

非常に残念ですが、また来年お会いできることを楽しみにしています。


100224


ホテルから駅までタクシーを使おうかと思ったのですが、歩きで20分ぐらいだったので運動がてら歩いて帰路へ。

駅でお土産を買って帰りの新幹線に。

新幹線は混んでいなかったので、ゆっくりと作品集で他の方の作品と自分の作品を見て、一人反省会。

100225

来年は頑張っているつもり・・・じゃなくて、本当に頑張らないとダメだなぁという結論。

もう気持ちは来年のコンテストに向いています。

参加される地球上の皆さん、己のベストを尽くして頑張りましょう!

それと、今回のメタルプレートをアップで載せておきます。

100228

以前の物よりも高さはあるのですが、横幅がなくなりました。

で、先ほども書きましたが銅より上はガラスプレートなので、メタルは優秀賞だけですね。

プレートは通算3枚目ということで、また4枚目を目指して頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。


最後に、この日お会いした人、お会いできなかった人、パーティを主催してくれたADAの方たち、仕事を休ませてくれて快く送り出してくれた家族、すべての人に感謝します。

ありがとうございました。

また来年も素晴らしいパーティが開催されることを楽しみにしています。


次回はこの日の午前中の出来事をアップしますので、お楽しみに。
2016.10.02 (Sun) [ aquarium ] TOP▲
10月1日、ネイチャーアクアリウムパーティ(以下NAパーティ)に参加するために新潟へ新幹線で向かった私ですが、パーティ開始の前、午前中にどうしても見てみたい物がありました。

100601

それは新潟県立熱帯植物園にあるADAの水槽です。

私自身は当初観光をすると言っていたのですが、全く土地勘はなく、早くに行って地元のショップを見て回ろうかと思っていました。

パーティ開催の1週間前、ブログフレンドのビギナーアクアリウムに挑戦中の2sony2sonyさんからメールを頂きまして、「午前中の予定はどうなっていますか?」と聞いてくださいまして、それほど計画も決まっていなかった私として、渡りに船と思い、「私はあまり良く分からないのですが、どこかありませんか?」とお願いしたところ、新潟県立植物園の事を教えて下さいました。

もともと植物園は大好きだし、さらにそこでADAの水槽を見られるなんてビックリです。

天野尚の幻の水槽があるとのこと。

ファンとしては、これは見ずにはいられません。

ということで、お願いして新潟県立植物園に連れて行っていただけることになりました。

燕三条駅で降り、そこから2sony2sonyさんの車で行くことに。

途中で2sony2sonyさんの家に寄らせてもらって2sony2sonyさんの自慢のレッドビーシュリンプを見させて頂きました。

100602

近所では見ることがない素晴らしいグレードのレッドビーに圧倒されました。

将来性のあるエビを見つけて、ご自分でグレードを上げているのだからスゴイです。

エビも綺麗でしたが、一緒に入っていた水草も状態が良く、綺麗な緑に癒されました。

100603

私が以前差し上げたクリプトコリネも立派な草体になっていて、とても嬉しかったです。

昔送った革のキーホルダーなども飾って下さっていて、ちょっと恥ずかしかったですが、さらに嬉しかったです。


あと、2sony2sonyさんのコンテスト作品を見させていただいて、コンテストのコツ的なことを少しお話しさせていただきました。

コンテストで佳作以降の作品を見ていて思うのは、少し手直しをするだけで作品がすごく良くなるのにもったいないなぁと思う作品が多いのですよね。

ちょっとしたことなのですが、そのちょっとしたことをできていない人が多いのです。

あと一歩という方は、身近にいる上手な人に応募前にちょっとアドバイスをもらったりするとよいと思います。


余談はこのぐらいにして、新潟県立植物園へ。

100604

写真は入口から撮影した景色ですが、中は結構広くて驚きました。(19.8ha)

中央に大きな池があり、熱帯睡蓮が沢山植栽されていました。

100605

花もチラホラとですが、咲いていました。

こういうグラデーションの感じはとても好きです。

100606

ちなみに、熱帯睡蓮は開花してから3~5日ほど開いたり閉じたりしながら咲くのですが、咲き方が変化していくのです。

身近にある方は是非観察してみて下さい。

受付を済まし、最初に第1温室から見ていくことになります。

入っていくと滝の裏からスタートで一瞬驚きました。

100607

このまま丸い温室をぐるーっと時計周りに回っていきます。

途中でこういうツタとか見ると足を止めて見入って、レイアウトに使えそうだなとか思ってしまうのは私だけではないはず。

100608

ガジュマルの木とかも見ていて、いいなぁなんて思っちゃいます。

100609

レイアウトのヒントはどこにでもあると私は思っています。

どこに着目するか、どうにそれを応用するか、そこが大事なことだと思います。

さて、ビカクマニアの方、お待たせしました。

新潟県立植物園のビカクシダです。

100610

葉っぱの状態はとても良かったです。

細い木に付いていましたが、横から見てビックリ。

100611

土台は苔むし、重なり合った貯水葉は、このビカクシダがこの木に付いてかなり長い年月を経ているということを教えてくれています。

ここまで育つのにどのくらいの時間がかかるのだろうか、きっと長い年月ここでこの景色を見守ってきたのだろうなぁ。

そんな事を考えながらうちにある小さいビカクシダを思い出し、早くこうなったらいいなぁなんて思いました。

温室では熱帯の花も沢山咲いていました。

100612

熱帯の花ってどれもトロピカルな色彩で面白い形の物が多いですよね。

沢山撮ってきたのですが、きりがないのでこれだけにしておきます。

この温室を抜けるとイベントホールのスロープを降りて、水中庭園のある第2温室へ向かいます。

いよいよ目的の場所に到着です。

100613

水槽が見れると思うとワクワクします。

で、入って目に入ってきた景色がこちら。

半円形の水槽が並んでいました。

100615

丸い水槽はレイアウトにはあまり良くないですが、展示方法としてはどの角度からでも良く見えるので、良い方法なのではないかなと思いました。

水草の状態はとても良かったです。

中にレースプラントとかクリナムアクアチカとかが入っていて、これらはいつかやってみたい水草なので、しばらく見入っていました。

100616

この透け透け感がたまりませんね。

クリナムのウネウネ感もイイ感じ。

二つともレイアウトでは使いづらい水草ですが、こういう水草を上手に使えるようになるとすごいものが作れるのかなぁとか思いました。

その隣は半注水の水槽でした。

100617

前景は植え替えられていて、メンテナンスはきちんとされているのだなと。

パールグラスをトリミングしたい衝動に駆られましたが、次の水槽に。

タイガーロータスやコウホネとかの浮葉系の水槽でした。

100618

タイガーロータスは葉が小さかったので、ドワーフ系かと思ったのですが、通常種みたいです。

昔、30cmの水槽にタイガーロータスを入れて段々と巨大化してきて大変だったことを思い出しました。

普通のご家庭では小型種のニムファがオススメです。

順番に見てきた半円形の水槽はこれが最後。

100619

色々な水草が入っていましたが、レイアウトはどうしてもこういう形にならざるを得ないですね。

前景はヨーロピアンクローバー。

これはランナーが太くて7硬くて、一つ抜こうと引っ張ると全部付いてきてしまうという恐ろしい水草です。

まぁ、それはヨーロピアンクローバーに限ったことではありませんけどね。

で、水槽の上の照明に目が行ってしまうのはレイアウターだからでしょうか。

ADA(ギーゼマン)のメタルハライドランプなのですが、かなり古いです。

100620

これからはソーラーRGBが主流になってくると思いますが、メタルハライドランプは無くさないでほしいなぁって思っています。

ADAのツールの歴史を見てくると、国内における水草業界を盛り上げたのはADAだということが良く分かりますね。

突き当りには壁の形に合わせてあるのか、逆に凹んでいる水槽がありました。

100621

一瞬ダッチアクアリウム(花壇水槽)かなと思いましたが、ネイチャーアクアリウムでした。

レイアウト自体はそれほど難しいものではありませんが、水草の状態はとても良かったです。

100622

前景もきちんと植え替えられていて、きちんとメンテナンスもされているのだなぁと。

レッドービーシュリンプが入っていて驚きました。

100623

しかも今時珍しいほどグレードの低いエビです。

私が12年前にクリスタルレッドシュリンプを買ったときはこのぐらいでしたけどね。

なんだかとても懐かしい気分にさせていただきました。

で、この水槽にはラスボラ(トリゴノスティグマ)が泳いでいるのですが、ちょっとビックリしたことが。

100624

写真中央に写っているのですが、ちょっと見えないので、拡大します。

画質が悪くて申し訳ないのですが、見えますでしょうか。

100625

ラスボラの赤ちゃんが泳いでいました。

お店ではこのサイズで売っていることはまずないと思うので、この水槽内で繁殖したのだと思われます。

さすがネイチャーアクアリウム。

ネイチャーアクアリウムの本質は魚にとって住みやすい環境を作り上げることです。

魚が生息していた環境に近づけて、魚を故郷だと勘違いさせてしまうほどの自然な水槽。

100626

私はレイアウトがメインでその辺りはおろそかになってしまっているので、この水槽を見ながら自分自身について少し考えされられました。

とはいっても簡単にできることではありませんから、これから少しづつそういうことも気にしながら、水槽と向き合えたらいいなぁと。


半円形の水槽から壁伝いに見て来て、水槽はこれで終わりかと思いました。

振り向いた私の目の前にアッと驚く水槽が入ってきました。

100627

5mの横長水槽でした。

この流木の置き方・・・見た瞬間に思いました。

100629

天野尚のレイアウトだと。

レイアウトってその人の特徴というものが必ずあります。

私はこの流木の置き方を見て、瞬時にこれは天野尚の作ったレイアウトだと思いました。

根拠はありませんが、感覚的にそう感じてしまったのです。

100628

今まで見てきた水槽はネイチャーアクアリウムを知っていれば比較的難易度の低い、誰にでもできる形だと思います。

ですが、この水槽の中にある流木や石の置き方などは簡単には真似できません。

しかも、最近の形ではなく、どこか懐かしい感じがしました。

水槽の向こうに看板があり、そこに詳しく書かれていました。(拡大できます。)

100630

やはり天野尚が作った水槽で、先ほどのラスボラの東南アジア水草水槽は2011年、この5mの日本産水草水槽は2003年に作られた物なのでした。

2003年というと私が水槽を始める少し前で、始めた当初見ていた様なレイアウトですから、懐かしさを感じたわけだなと。

それでも立ち上げて13年を経てもまだ見られる形を残しているのは本当にすごいと思います。

中にはヤマトヌマエビことアマノシュリンプが一生懸命苔掃除をしていました。

100632

なぜアマノシュリンプと言うかと言うと、諸外国にヤマトヌマエビを紹介したのが天野尚で、このことから天野尚の名前が付いたと言われています。

それと、でっかいサイアミーズフライングフォックスがいて驚きました。

100633

ここまで大きくなると正直仕事をしているのか甚だ疑問ではありますが、いないよりはいた方がいいのかなと思うのですが、どうなのでしょうか。

ちなみに、この魚はすばしっこくて網で捕まえるのはかなり難儀なので、夜のうちにペットボトルで罠を仕掛けて翌朝捕獲しましょう。

もしくは夜中にそーっと近づいて、寝込みを襲うという手もあります。


この2本の水槽。

今時のレイアウトをしている人から見たら、それほど面白さを感じることはないかもしれません。

つまらない水槽だなと思う人がいてもおかしくはないと思います。

ギャラリーの水槽の様に美しいガラス製品が使われているわけではなく、構図だって今時のような感じではありません。

100631

ですが、この2本の水槽には天野尚が作り上げてきたネイチャーアクアリウムの全てが込められています。

長期維持水槽、魚が騙されるほどの水槽。

どちらも実はとても難易度の高い技術で、凄いことなのです。

感じ方は人それぞれですから、強制できるものではありませんし、教え事でもありません。

ただ、私はこれらの水槽を見て、ネイチャーアクアリウムの神髄を見せられた様に感じました。

自分自身では分かっていたつもりだったネイチャーアクアリウムですが、ここにきて改めてネイチャーアクアリウムというものを見直すきっかけを与えられたように感じました。

もしかしたら、私はここに引き寄せられたのかもしれません。

ここにきて見てみろ。と。


私は人生で起きる出来事には、良いこと悪いこと、出会い別れ、何気ない事、全てに意味があると思っています。

このタイミングでここに訪れ、この水槽を見れたことには、きっと意味があるはずなのです。

その意味が今はわからなくても、後で必ず分かる日が来ると思います。


NAパーティの受付開始時間が迫っていて、ゆっくりとできなかったのは心残りでしたが、いつかまたゆっくりと時間が取れる時に来てじっくりと見ていたいと思いました。

100634

ここに連れてきてくれた2sony2sonyさんには感謝してもしきれません。

ありがとうございました。


この後、NAパーティの会場に行く途中に地元でレイアウトを一生懸命やっているショップに寄って下さいました。

写真NGの様なので写真は撮影しませんでしたが、ここでもちゃんとネイチャーアクアリウムの魂は受け継がれているのだなぁって嬉しく思いました。

途中で買ってくれたおにぎりはとても美味しかったです。

それから12時30分ちょっと前に会場に到着。

そして、前回の記事に繋がります。

時間にしてはわずか4時間ほどの出来事でしたが、色々なお話をしたり、色々な物を見せていただいたり、とても充実した楽しい時間を過ごさせていただきました。

何度も言わずにはいられないのですが、2sony2sonyさんには感謝してもしきれません。

ありがとうございました。

皆さんも機会があったら新潟県立植物園の天野尚の作った水槽を見て、ネイチャーアクアリウムの魂を感じてみて下さい。

長文駄文、失礼しました。
2016.10.06 (Thu) [ aquarium ] TOP▲